つまり君は僕の一番だよ

ただの飲兵衛がジャニーズに目覚めた話

それは銀河が僕にくれた奇跡〜私と恋と友情と仕事〜


今日、わたしが社会人になって初めて友達になった子が結婚しました。
大卒の同期女子が2人しかいなかったこと、
お互いお酒が大好きだったこと、
研修の間同じアパートで毎晩のように語り合ったこと、
今でも鮮明に思い出せます。

彼女はすでに退職してしまいましたが、
価値観がすごく似ていて、
会社に対する思いを素直にぶつけられたのも彼女でした。

そんな彼女に救われたのは仕事のことだけじゃありません。
社会人1〜2年目、当時付き合っていた彼氏が
はたから見ても一緒にいてはいけない人で(後述で察せるかと)
色んな人が別れるように説得してくれていましたが、
当のわたしはお花畑真っ最中で
聞く耳なんか持っていなかったし、
むしろわたしなら彼を変えられる!って浮れてたりしました。
そんな中彼女はずっとわたしを説得し続けてくれて、
彼女のおかげで呪縛から解き放たれたといっても過言ではないので
彼女へは感謝しきれません。
今日という日をお借りし、改めてありがとうと伝えました。


彼女と知り合った頃
当時3歳年上の彼氏に言われるがままだったわたしは、
長く一緒にいるならこれじゃいけないと思って
譲れない部分は喧嘩しても良いやくらいで接するようにしていたら
いちいち人格否定されるようになり
そのうち「こう言わないと怒鳴られるかも」
「こう言ったら殴られるかな?」
「これをしたら蹴り飛ばされちゃうかも」
と一つ一つの言動が怖くなり結局我慢することが多くなっていた時期でもありました。

わたしが我慢していれば相手は機嫌が良いので
それでもいいかな、と思っていたんだけど
彼と長く一緒にいるということは
家族‪増えることも想定しなければならなくて、
じゃあその家族にも同じ思いをさせなければならないのか?
と考えるようになって。
何度もせめて言い方を改めるように伝えても変わらず、
限界を感じて彼女が東京に来るタイミングで泣きながら相談していました。
実は彼のことで他の人の前で泣いてしまったのは
初めてで、何度説得しても言うことを聞かない
わたしに対して普通は呆れると思うのに、
きちんと話を聞いてくれて、
ちゃんとさよならしよう?って
改めてわたしの背中を押してくれました。
わたしにもう少し根気があればよかったのかな?
とずっとぐずぐずしていたわたしに
間違ってなかったよって一緒に泣いてくれたのも彼女です。

‪あんなに周りが別れた方がいい!って必死に止めてたの
今考えると異常だし
わたしは笑って大丈夫!って答えてて
色んな意味でちょっと危なかったのかもしれない‬ね。

‪社会人1年目の頃はほんとに毎日が辛くて
(1年目の雑務はめちゃめちゃ朝早いし
お姉様方ともまだ打ち解ける前で
新人の女=敵だったしOJTが皆に心配されるほど厳しい先輩だった)、
デキ婚したら自分の意思ではなくやむを得ない理由だし
スッと会社辞めれるんじゃないかな〜とか毎日考えてたけど、‬
‪2年目になって少しずつ仕事が分かるようになると、
やっぱりわたしがやりたかったことはこれだー!って
納得出来て仕事を辞めて嫁ぐという考えは無くなったから
そこも結構大事なファクターだった。
22歳の時に結婚の話が出てたら今関東に絶対いないのよ。
セクゾのことも知らずに生きてたかもしれない。‬
これは恐ろしいことだよね。

いつだって前向きでわたしが落ち込んでいると
いつも頑張ってるの知ってるよ、大丈夫!って
励ましてくれて、その明るさにたくさん救われた。
そんな彼女が今日も終始幸せそうに笑っていて、
ただ、終始泣いていて。
彼女は彼女で苦しい思いをしていたのを知っていたから、
色んな表情を見せてくれる彼女は本当に綺麗だった。

改めて、結婚おめでとう。
幸せになってください。